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毎日使いたい、強さと美しさ。堀宏治さんの木の器と道具

2023年10月12日

by 煎茶堂東京編集部

長崎市佐世保市にアトリエを構える、木工作家の堀宏治(ほり・ こうじ)さん。毎日の暮らしに溶け込む、素朴で温もりある木のトレイやテーブルウェアを作り続けています。

今回は、そんな堀宏治さんの作品の中から「トーストプレート」、「リムオーバルプレート」、「杓子」、「カップトレイ」の魅力やおすすめの使い方をご紹介します。

パンがカリッと香ばしく。「トーストプレート」

くるみの木から作られるトーストプレートは、一つひとつ手作業で掘られた模様が美しい器。こんがり焼いたパンをのせると木がほどよく湿気を吸ってくれ、カリッと美味しくいただけます。一枚あると、毎日の朝食が豊かな時間になりそうです。

堀さんの作品はプレポリマーをしみこませて乾燥させた後、食用のえごま油で仕上げています。そのため耐久性が強く、毎日使っていても本物の木の質感を保てるのが特徴です。

プレポリマーとは木の強度を高める効果がある溶剤のこと。乾燥してしまえば人畜無害なきわめて安全な塗料です。

油ものも気にせずに。「リムオーバルプレート」

同じくくるみの木でできた「リムオーバルプレート」も使い勝手のいい一枚。リムのあるオーバル(楕円)の形は、どんな料理でも見栄えがよく盛り付けられます。

「木の器に油ものはNGでは?」と敬遠される方もいるかもしれませんが、堀さんの器は仕上げに食用油を塗りこんでいるので心配ご無用。むしろ油を使った料理を盛り付けることで、木に油が浸透し、自然にお手入れにもなるのだとか。

ドレッシングであえた葉野菜や、オイルパスタ、バターたっぷりのクロワッサンなども、油じみを気にせずにどんどん使ってみてください。

取り分けにぴったり。「杓子」

持ち手が短く、幅が太い「杓子」は、絶妙なシルエット。大皿料理の取り分けに使うサービングスプーンのように使ってもいいですし、ご飯をよそったり酢飯を作ったりするときのしゃもじのように使っても素敵です。深さがあるので、汁物にも使えます。

ブラックウォールナット材は軽く、扱いやすいのが魅力。こっくり深い木の色が、テーブルコーディネートにも奥行きを与えてくれます。

小ぶりなサイズが使いやすい。「カップトレイ」

最後にご紹介するのは、「カップトレイ」。くるみ材の板の両側に立ち上がりがあり、シンプルながらも個性的なデザイン。カップとお菓子を置くのにちょうどいいサイズです。

湯呑みと和菓子でも、マグカップとチョコレートでも、和洋問わずに使えるのもいいところ。パンやおにぎりをのせたり、焼き菓子をのせたりして使うのもおすすめです。

使いこむほどに経年変化を楽しめる堀さんの木の器や道具。「お手入れが大変そう」と構える必要はなく、普通の食器のようにお使いいただけます。

販売開始:2023年10月18日(水)

フードスタイリスト・鈴木愛

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